溶融亜鉛アルミニウム合金めっき(LEO)
WAKO AZ GALVA LEO
高耐食・長寿命
溶融亜鉛アルミニウム合金めっき
アルミニウム5% + マグネシウム1%
環境にやさしい
難しかったボルト・ナット・ワッシャーにも対応
WAKO AZ GALVA LEO(ワコーAZガルバ レオ)とは亜鉛をベースにアルミニウム5% + マグネシウム1%を含有した高耐食溶融亜鉛アルミニウム合金めっきです。
塩害地域、重工業地域に優れた耐食性を誇ります。製品の寿命を延ばし、維持管理と製品価格のコストダウンに貢献します。
WAKO AZ GALVA LEO(ワコーAZガルバ レオ)の特長
1
耐食性が高い
溶融亜鉛めっきと比較した場合、塩水噴霧試験で約10倍。亜鉛にアルミニウム、マグネシウムを添加する事により、耐食性が向上します。
2
ボルト・ナット・ワッシャーに対応
当社の50年を超える溶融亜鉛めっきの技術を活かし、難しかったボルト・ナット・ワッシャー等の小物類の合金めっきに特化しています。
LEOめっき付き六角ナット、丸座金を在庫販売しています。
3
高い密着性
溶融亜鉛めっきと同等の密着性があります。ハンマー試験(JIS H 0401:2013)実施済。
4
アンカーボルト先付け対応
溶融亜鉛アルミニウム合金めっきのネジ部などの先付加工は当社のみ!
WAKO AZ GALVA LEO(ワコーAZガルバ レオ)製品が出来上がるまで
WAKO AZ GALVA LEO(ワコーAZガルバ レオ)の規格の種類と膜厚および付着量
種類 | 種類の記号 | 規格値 | 適用例(参考) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1種 | 25 A | HZA 25 A | 平均膜厚 25μm以上 | 最小膜厚 18μm以上 | 直径12mm以上のボルト、ナット、厚さ2.3mmを超える座金など | |||
36 A | HZA 36 A | 平均膜厚 36μm以上 | 最小膜厚 25μm以上 | 厚さ1.6mm以上の鋼材、鋼製品など | ||||
50 A | HZA 50 A | 平均膜厚 50μm以上 | 最小膜厚 36μm以上 | 厚さ6.0mm以上の鋼材、鋼製品、鋳鍛造品など | ||||
2 種 | 18 B | HZA 18 B | 180g/㎡以上 | 直径12mm以上のボルト、ナット、厚さ2.3mmを超える座金など | ||||
25 B | HZA 25 B | 250g/㎡以上 | 厚さ1.6mm以上の鋼材、鋼製品など | |||||
35 B | HZA 35 B | 350g/㎡以上 | 厚さ6.0mm以上の鋼材、鋼製品、鋳鍛造品など |
備考)
- 1種は、平均膜厚で規定し、磁力式の膜厚計によって試験ができるものに適用する。
- 2種は、付着量で規定し、磁力式の膜厚計によって試験ができないため、JIS H 0401の間接法によって試験を行うものに適用する。